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天然蜜蝋 ロシア シベリア産
養蜂家が作ったブロックを輸入します。この時点で布で濾されていますのでそのまま使っても良いレベルです。
蜜蝋の色は成熟の度合いや花の種類で変わってきます。ハチミツと一緒に花粉団子を巣に貯めこみますので花粉の色で黄色くなります。古くなった巣は茶色くなっていきます。新しい巣や蜜ブタはクリーム色をしています。
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蜜蝋スティック、ブロック
シベリア産蜜蝋を、溶けた状態で静置し異物を沈殿させ取り除きます。最終20ミクロンのフィルターを透します。溶けた状態ではウイスキーの様な琥珀色の透明な液体ですが、冷え固まって黄色い蜜蝋になります。
成熟した巣は、花粉の団子を詰め込んでいるので黄色味が強く出ます。新しい巣や蜜ふたはクリーム色になります。色味別にイエローとクリームををご用意しました。20ミクロンのフィルターで微細な粒子もとりのぞいています。そのまま溶かしてキャンドル、ワックス、クリームにお使いいただけます。
​蜜蝋スティック40g 7.5x2.2 イエロー クリーム
価格 300円 
​ご注文の際、色をご指定ください。
蜜蝋ブロック 300g  21x12x1.5cm   価格 1,330円
        500g 23x17x1.5cm   価格 2,100円
​イエロー クリーム
ロシアの養蜂業について

旧ソ連時代は年間20万トン(日本は約2千トン)で世界一位でしたが、ソ連の崩壊と中央アジア地域の内戦などの影響で、現在は中国が世界一位です。

 ロシアでは、夏も終わり蜂蜜の収穫時期になると街に蜂蜜の市が立ちます。人々はなじみの養蜂家から一年分を数キロ単位で買い付け、長い冬の貴重なカロリー源として、蜂蜜酒や薬、美容に使います。それはすべて非加熱の生蜂蜜で、ロシアでは蜂蜜のこと「メドゥ」といいますが、加熱した蜂蜜は「メドゥ」いう言葉を使ってはいけないそうです。日本での非加熱蜂蜜の流通量は1%ほどと推測します。

 ちなみに「ヴェーチェフ」とは~を好きな人といういみで、ロシア首相のメドゥヴェーチェフ氏は、日本語で蜂蜜好きとなります。またロシア語では、名前をつけるのも恐ろしい存在からか、熊を直接表す単語がありません。熊のことはメドゥヴェーチェフと呼ぶそうです。落語みたいですね。

ロシアでは、家族でやっている小さな養蜂家がたくさんいます。非加熱蜂蜜を生産することもあり、その基準はとてもきびしく200以上の条件をクリアしたものだけが、養蜂を生業とすることができます。専門の大学もあるそうです。

シベリアでは、人の住む町から200km以上も離れた、アカシアや菩提樹の森で蜂蜜の収穫を行います。

良い品質の蜂蜜だけがロシアの人々に受け入れられます。

 
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